自由人の廣瀬善治です。
寒くなってきましたねー
スイミングスクールのプールの水が
まだ温水になっていないので、
寒さが身にしみます。
でも、少しづつ上達してきたので、楽しいです。
季節の変わり目は、体調を崩しやすいので、
お体をご自愛下さい。
「いつもので」と注文するお客様。
さて、あなたは、
マズローの5段階欲求説ってご存じですか？
簡単に申しあげますと、
まず本能的な欲求が満たされて、
次に、人間的な理性感性を基にした欲求が満たさるとことです。
なのでまずは、「食欲」「排泄欲」「睡眠欲」などの動物にとって必要な欲求
①「生理的」欲求に問題が無いこと。
次に、
②「安全欲求」です。
心身共に健康で、かつ経済的にも安定している環境で暮らす欲求です。
そして、それらが満たされたうえで
③「社会的欲求」です。
集団に属したり、仲間を求めようとする欲求です。
家族や組織に属して安心する、所属と愛の欲求です。
そして次に、
④「承認欲求」
社会の中で高く評価されたい欲求です。
そして最後に
⑤自己実現の欲求です。
①～④の全ての欲求が満たされた最上階層です。
自分にしかできないことを成し遂げたい、自分らしく生きていたい欲求です。
自分の問題を見つめる時に、どの段階に問題があるのか
簡単にチェックしやすいですね。
基本は出来るだけ最下層から改善していく必要がありますね。
では、今朝あったことのお話しをします。
私は一日1食なのですが、
最近は出来るだけ午前中に食べるようにしています。
そして、
食後の血糖値急上昇を防ぐため食べてから１時間以内に
運動したほうが、いいので、
ご飯を食べてからジムに行くようにしています。
今朝はある店で食事をしていました。
そして
隣りに次のお客さんが 来ました。
その人は、「いつもので」と言って、食券を渡しました。
私は、 なぜだろう？
と思いました。
食券を渡しているのだから、
「いつもので」と言う必要が 全く無い。
いつも来ているなら、尚更のことですね。
つまり、
言わなくてもいいことは、
当然、分かっているけど、
言いたいんだと思いました。
主張したいんですね。
おそらく、
承認欲求を求めているんでしょう。
「私はいつも来ているお客様よ」
「私のこと分かってるわよね」
「常連様は特別に扱うべき」
などの
価値観があるのでしょう。
でもそれは、
本当に求めているものでは無く、
何らかの欲求の代償。
マズローの欲求5段階説でいうと、
「愛情と所属の欲求」か
その下層の「安全欲求」か
更に下層の「生理的欲求」の
どこかが 満たされていない。
あるいは、
なんらかの劣等感が クリア出来ていない。
このようなことを知らずに一生過ごすのも、
いいと思います。
しかし、
私は、人間と人間の付き合いで、
特別扱いされたり、特別扱いされるのは、
好きではありません。
先輩、後輩や、
先生と生徒のように立場上の形式上の
上下関係は、
マナーやエチケットとして必要だと思っていますが、
本質的には、誰に対しても同等だと思っています。
しかし、
同等に話しを理解し合える人が 少ないないとは、思っています。
私の人生は、話しが通じる仲間を探し続ける旅でもあります。
私は、
より人間の本質を知り、
どこまでも向上していける生きかたが、好きです。
そのためには
まず
自分の心を
自分で
観察出来ることが、必須ですね。
そして、
心のメカニズムを知って、
自分で自分を
改善したり、癒したり、
喜びを感じる感受性を高め
調えられることだと思います。
それと、
本音で話しが出来る友達や、
仲間がいることは、
とても、ありがたいことですね。
おそらく、あの人の周りには、
「それって承認欲求を満たそうとしてるんだよね。」と
言ってくれるような人が、いないんでしょう。
いたのかも知れませんが、拒否して理解しようとしなければ、
友達は、去って行きます。
自分の心の痛いところを
あえて突いてくれるような友達。
お互い逃げずに受け取り、熟考できる関係。
そんな人達が好きです。
なので、
私には見えていない、見ることが出来ない
心の痛いところを
どうぞ遠慮なく、突いて下さいね。
